みなさんこんにちは、古村和子流漢方のホームページ制作を担当しております池田情報設計事務所の池田ヒサキと申します。
長い間コンピュータを使って作業をしていたせいなのでしょうか、3月の初旬に体をこわし、誠にお恥ずかしい話ですが起き上がれなくなってしまいました。
寝床からの電話で恐縮しましたが、古村和子先生に応急処置の指示を仰ぎ、翌日先生の針灸治療室・三健堂(千葉県柏市)で治療を受けることになりました。
3月7日に第1回目の治療を受けただけで大分楽になりましたが、まだ仕事に戻れる状態ではありませんでした。翌3月8日になると精神的にも余裕が持てるまでに回復しました。その後何回か治療を受けているうちにふと思い立ってデジカメで治療の様子を撮影し、どんな治療が行われているのかをドキュメンタリー特集として皆さんに報告したくなりました。
ここに「僕の針灸治療体験記」を掲載したいと思います。
まず、これまでの経緯をご説明しますと、私は元々腰痛持ちで、椎間板ヘルニアの手術を経験しております。手術をするまでには数件の病院、マッサージ、整体、カイロプラティック、指圧、針灸、ゴムバンド体操、湯治、電気治療、真空浄血法、断食、呼吸法、を経験し、また、親切に治療院を紹介して下さる方も多く、あっちに良い治療院があると聞けばそこへ行き、こっちに有名な先生がいると聞けばそこへ行くといような事を繰り返しておりましたと。使った時間とお金はかなりの額になります。
しかしどこへ行っても痛みは治まらず、寝ていても30分おきに繰り返す激痛に耐え切れず、とうとう東京都渋谷区にある日赤広尾病院に入院することになりました。検査が半月以上続いて医師の判断で手術することになりました。結果的に手術は成功したと思います。それまでの痛みから解放されました。
しかし、いつでも再発の可能性はあり、また季節の変わり目や、疲れた時などは腰が重たくなったり、おしりから足にかけて痛みがでたり、背中が張ったりという症状がでます。
そのために、普段から腹筋と背筋を鍛え、やばいなと思ったら無理をしないという生活を続けてきました。
ここ3年くらいは、調子が良かったので油断してしまったのだと思います。最初はなんとなく左胸の上部の筋肉がちくちくと痛むことに気が付きました。ストレッチをして数日は仕事を続けたのですが、だんだん左肩と肩甲骨のあたりにまで痛みが広がりだしました。
1週間くらいその状態が続いていましたが、まだ右手でマウスは使えましたし、痛みをこらえて車の運転もしていました。ただし乗り降りとハンドルの切り替えしの時は激痛が走ります。
ある朝突然、痛みが逆の右胸と右肩、右の肩甲骨付近に変わっていました。左側は何ともなくなったのですが、歩くだけでも上半身に響いて痛みと息苦しさですり足で歩くのがやっとです。
それでもなんとかマウスが使えたので、まだ仕事をしていました。翌日は古村先生と船井総研の武田秀登さんとの重要な打ち合わせを控えていたので、午前1時には床に入りました。
痛みでほとんど眠れませんでしたが、翌朝床を出ようとした時、首から下が痛みで動かせない事に気づきました。
駅まで歩くことができればなんとか会議に出席できると頭の中で一瞬思いましたがあきらめました。ふとんから出ようとしも起き上がれないのです。
しかたなく、家内に携帯電話を持ってきてもらい、寝たままで古村和子先生に電話をしました。
頭がボーッとしていたので上手く説明できませんでしたが、それでも先生はすぐに状況を察して、「まず、使い捨てカイロを痛みのある所全部に貼ってください。そのままにしていると眠くなってくるからゆっくりと寝てしまいましょう。3時間くらい眠ると痛みが引くので起きたらまた電話してください。」と指示していただいたので、すぐ家内に頼んで近くのスーパーまで使い捨てカイロを買いに行ってもらい、背中に6枚貼って寝ました。ぽかぽかしてきてだんだん眠くなってきたのでそのまま寝ました。5時間くらいして起きたときには、背中の激痛が和らいで起き上がることができました。。
さっそく古村先生に電話で報告し、お礼を述べるとともに打ち合わせの欠席のお詫びと翌日の針灸治療の予約をお願いしました。
翌日初めて治療を受けて感じたことは、古村和子先生、古村江理先生の技術力の高さです。これは都内の治療院を渡り歩いた私だからこそ実感できることだと思います。
仕事で3年近くお付き合いさせていただいておりましたので、古村先生の身体と心についての知識と理論のすばらしさは理解していたつもりでしたが、今回身をもって治療技術を体験することになり、どうしても皆さんにお伝えしなければと思い自主的に特集を組んだ次第です。
撮影は4月14日に6回目の治療を受けた時に行いました。

初診の時
私の場合は、電話で状況を伝えてあったのですぐ治療にはいりましたが、通常は30分〜1時間かけて三健堂店内にて問診が行われます。メガネをかけているのが私で、後ろ姿が写っているのが荒川主任さんです。話を聞いてもらうだけで治ってしまうのではと思うくらいじっくりと問診していただけます。この日は荒川主任さんにお願いして、撮影にお付き合いいただきました。
 
シーン1.5:30PM
まず、針灸治療の待合室に通されます。カバンや着替えは鍵付きのロッカーに入れます。清潔にクリーニングされた治療着に着替えた私です。治療着の下はパンツと靴下だけになります。
 
シーン2.5:35PM
着替えが終わると治療室に通されます。ですが、すぐ針灸治療には入りません。まずは、からだをほぐすためベットに横になり、背中と足を暖めます。腰が当たる部分は突起になっていて、温熱とバイブレーションでとても気持ちが良いです。また、裸足になって電気で足の裏を暖めるので気持ちよくてぐっすりと寝てしまいました。およそ30分間でした。
 
シーン3.6:05PM
古村和子先生は塾やセミナーや本の執筆で直接診てくださることは稀なのですが、この日は針を刺す場所をマーキングしていただきました。
 
最初に親指でギューと押してツボの感触を診ていただくのですが、その場所が1押し目からピッタリで、2押し目、3押し目も寸分のずれもなく、押して欲しい場所を「ここでしょ。」といいながらピタッ、ピタッと当てられてしまいます。その正確さにビックリしました。過去に診察を受けた他の治療院では、まさぐった後に「ここですか?」と聞いてくるのが普通だったからです。素人の私にもわかるくらいに古村先生の技術はハイレベルです。この技術の高さは今までに体験したことが無かったものでした。
 
シーン4.6:10PM
実際に針をうっていただくのは、三健堂の2代目・古村江理先生です。鍼灸師と薬剤師と美容師の免許を持っているマルチな才能の持ち主でしす。とてもやさしい話し方をされる方なので針灸治療を受ける人の心を癒してくれます。
 
よく針を身体に刺して痛くないのですかという質問をする人がいますが、きちんとした技術を持った先生に刺していただくと全く痛くありません。古村江理先生の場合は、針を刺している感覚すらありません。1回だけ毛根に当たってほんの少し感覚がありましたが、すぐ刺す場所を変えてもらったのでなんともありませんでした。体に針が刺さっているのに感覚がないのは不思議ですよね。
 
シーン5.6:15PM
肩甲骨付近の背中に針を刺したところです。あとでこの画像を見たので私もわかりましたが、治療の間は感覚がありません。こんな状況になっていたのですね。
 
シーン6.6:20PM
針の先についている黒い塊はもぐさです。黒くなっていいるのは、燃えた後です。この日の感覚はもう大分治っていると思っていたのですが、もぐさが燃えている間、暖かい感覚がほとんど感じられませんでした。調子がいいと我慢できる程度の熱さが感じられるようになるとのことでした。調子が悪すぎて熱さの感覚が無かったのですね。
 
腰に刺してある針に付けたもぐさが燃えています。ポワ〜ンとカイロを当てられているような暖かさを感じました。腰は大分良くなってきているようです。しかし、私の腰の奥には骨のように硬くなってしまった芯があるので、最終的にはこれをほぐしてしまわなければなりません。先生に指摘されて分かったのですが、今まで私はこれを骨だと勘違いしていました。
 
もぐさが燃えているところを拡大したところです。灸頭針(きゅうとうしん)というそうです。
 
シーン7.6:25PM
すべてのもぐさが燃え終わり、針を全部取って最後に皮内針(ひないしん)を刺してもらいました。皮内針は針の頭が丸い輪になっていて刺し放しにして使用する小さな針です。保護テープでカバーするので安全で、皮膚と一緒に動くので痛くありません。お風呂もOKだとのことでした。わずらわしくなければずっと刺しておいて良いとのことです。テープをはがすといっしょに取れてしまいます。刺しているときは何も感じないのですが、先日剥がした後で急に腰が重たくなったので効いているんだなと思いました。
 
皮内針を保護するテープです。2種類のテープで保護します。私の場合、腰の皮内針がジーパンの様な厚手の生地だといすに座っているときなどにチクッとするときがあるので、そのときは剥がしています。もったいなのでなるべくジーパンは避けて針を長く使うようにしています。
 
シーン8.6:30PM
江理先生の手の陰になっていて見えませんがローラー針でころころしてもらっているところです。その後で首筋のマッサージをしていただくのですがどちらもとても気持ちいいです。
 
シーン9.6:35PM
治療が終わって心身ともにリラックスしたところです。体が軽くなったような感じです。この機会に10数年分の硬くなった芯を完全にほぐしてしまおうと思います。
 
会計
治療費は5775円(税込み)でした。初診のときは、初診料2000円がかかります。過去にいろいろな治療院を渡り歩き、腰痛に完治はないと思っていた私ですが、ここなら治ると信じています。この先も追って報告しますのでご期待ください。(おわり)